マイコプラズマ感染症が流行中
2016.11.06
先日当院でインフルエンザ1号の患者様が発生いたしました。
まだインフルは流行とまでは至っておりませんが、、、、
当院では一般的な風邪に紛れてマイコプラズマ感染症が大流行中です。
特徴的な症状は発熱と咳です。
一般的な感冒(かぜ)と思われがちですが、、、、
ポイントはなかなか下がらない熱と夜間日中問わず頑固な咳が出るようならば
マイコプラズマ感染症かもしれません。
マイコプラズマは感染した人の免疫力に反応して発症するという特徴があります。
そのため、若くて免疫力が高い、元気な人に症状が強く現れることが多く、
幼少時よりも学童期のお子さんに発現が多いのが特徴です。
当院では迅速検査及び血液検査(マイコプラズマIgM抗体)にて診断することが可能です。
治療方法は薬物治療ですが、
効果のある抗生剤が限られており、さらに耐性化(薬剤に反応しない)も増えております。
咳がなかなかひかずに発熱が続くなら、きちんと診察してもらいましょう。