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静電気は万病のもと?

2017.01.18

寒さが本格化してまいりました~。

冬になると寒くなりニットやマフラーなどを身に着ける機会が多くなりますよね。

そんなとき、ドアノブに手を触れると、、、

 

”パチッ!!!痛いっ!!!”

 

本日は、そうです。『静電気』の話です。

一般に、、、

・乾燥している時

・素材同士が擦れあった時(摩擦)

・ニットなどのふわふわしたものを重ね着した時

 

などに起こりやすいですよね。

 

それだけじゃないんですよ!!!

実は体質によって静電気が起こりやすい人・起こりにくい人がいるんです。

静電気はどうして起こるの?

静電気は、物と物がこすり合って起こる摩擦によって発生するものが最も多いそうです。

人は常に何かに触れて動いているので、常に摩擦帯電が起こっています。

例えば、人は衣服を着て生活していますので、手を動かしたり歩いたりするだけで皮膚と服によって摩擦帯電が起こります。

また、重ね着の多い季節は服同士も摩擦を起こしあいますので帯電しやすいわけですね。

そして、どんどん帯電状態が増強されます。

その後、電気の通りやすい金属などを触ったときに放電が起こります。

この時に”パチッ”と起こるわけですね!

 

このような静電気を『体表静電気』と呼びます。

 

これに対して体質によっておこる静電気もあり、これを『体内静電気』と呼びます。

体内静電気が万病のもと!!!

図1体内静電気とは文字通り体の中で発生する静電気の事なのですが、

心臓や血液の流れ、リンパの流れなど摩擦が生じている場所で発生しているといわれています。

 

そして、帯電状態が増強すると体の様々な場所に不具合を生じるといわれています。

 

図1

一般に血液の中を流れる赤血球を例にとってみますと、

 

健康的な方の赤血球はマイナスに荷電されており、

赤血球同士がくっつかないように電気的に反発しておりサラサラな血液となっているのですが、

 

帯電状態が続くとプラスに荷電された赤血球が生まれてしまい、

マイナスに引き寄せられるように赤血球同士がくっつくという状態が起こります。

これにより、ドロドロの血液になってしまい脳卒中や心筋梗塞などのリスクが上がると考えられています。

体内静電気を生まない方法

どのようにしたら体内静電気が発生しづらいのでしょうか?

放電することです。

今すぐできることは、裸足でいることです。

絶縁体であるゴム底の靴を履いている時間の多い現代人では、地上に放電する機会を逸しています。

そのため、室内では靴下は履かずになるべく裸足でいることをお勧めします。

体内静電気を貯めないこと

食生活との関係が関与しているといわれています。

静電気は体内の絶縁組織である脂肪に蓄積しやすいといわれており、脂肪が多くなると静電気を多くため込みやすいと言えます。

太りやすい食生活は体内静電気を蓄積しやすいので改善すべきものです。

 

また、体内静電気と活性酸素の関係も密接に関与しているといわれています。

日々の生活で発生してしまう活性酸素は静電気も発生してしまうために、

活性酸素を除去する抗酸化作用のある栄養素(ビタミンA・C・E・ミネラル・フィトケミカル)を摂取することも重要ですね。

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