子供は病院が大嫌い。
2016.10.10
当院ではインフルエンザ予防接種が開始しました。
子供がなによりも一番嫌いな注射ですね!!!
たくさんのお子さんに嫌われるシーズンです(涙)
子供はどうして病院に来ると泣いてしまうんでしょう?
病院は痛いことをされるとか怖い事をされるとかお子さんたちは思っているからですね。
押さえつけられたり羽交い絞めにされたり、無理やり何かをされるなんていうのはものすごい恐怖体験です。
特に耳鼻咽喉科は処置の多い科なので病院の中でも最も子供たちに嫌われる職業なんです。
不安を取り除いてあげる工夫で四苦八苦(涙)
泣いてもいいから頑張ろう!
実は、最も難しく大切なことがあります!
それは、、、
これからどの様なことをするかを
“ごまかさず!隠さず!”
分かりやすく説明してあげることなんです。
「これから注射するよ!」なんて言うと
泣きわめいて大変じゃないかって思われるかもしれません。
でも、変にごまかすと子供たちは騙されたと思ってしまいます。
注射をするのは病気になって辛くならないためにすることなんだよ。
だから、頑張ろうねって言ってあげてください。泣いてもいいんです!
泣くのは当たり前です!泣くのは悪い事じゃないんです!
ここで大切なのは、
きちんと理解させて、頑張ったという体験をさせてあげることなんですね。
頑張ったらたくさん褒めてあげてください。
親子で一緒に難しいことを乗り越える!
これで子供たちは大きく成長していくものなんです。
ですから、泣いても、偉い偉い!頑張れがんばれ!って声をかけてあげましょう。
すると、処置が終わった後にはとてつもない達成感が生まれるんですよね。
すごく成長して大きくなったって思ってくれるんです。
子供の持つ成長力を実感する瞬間ですね。